【12月】温泉に入るお猿さんが名物！函館市熱帯植物園の魅力

12月はクリスマス関連のイベントやイルミネーションで賑わうシーズンですが、函館市の湯の川温泉街にひっそりと佇む「函館市熱帯植物園」は、寒い冬にこそ訪れたい癒しのスポットです。特に屋外の「サル山温泉」は冬の風物詩として全国的に有名です。

12月1日からゴールデンウィーク頃までの期間、サル山のプールに湯の川温泉の源泉が注がれ、35頭のニホンザルたちが至福のひとときを過ごします。湯気が立ち上る露天風呂で、目を細めてくつろいだり、仲間と毛づくろいをしたりする愛らしい姿は、訪れる人々の心を和ませます。まるで人間のように温泉を楽しむお猿さんたちの姿は、寒さを忘れるほどのユーモラスな光景です。

また、園内では熱帯の珍しい植物が約300種3,000本も植栽された温室や、サボテンの展示なども楽しめ、冬でも常夏気分を味わえます。サル山温泉の向かいには来園者向けの足湯が併設されているのも魅力の一つです。

大きなクリスマスツリーとイルミネーションで賑わう夜の西部地区を楽しむ前に心温まるお猿さんの入浴風景と、色鮮やかな熱帯植物に癒やされるひとときを、ぜひ函館市熱帯植物園でお過ごしください。